しお太郎を連れて買い物に行った時のお話です。
ぞうさんとの別れを惜しむしお太郎
今までは、おもちゃ屋さんなどに連れて行っても、その場でおもちゃを触ったりはしますが執着する様子もなく、「購買する」という認識がまだないのだろうなと思っていました。
この日は100均に行ったのですが、おもちゃの置いてあるコーナーでぞうの形のジョウロを手に取ったしお太郎。同じもの(サイズ色違い)が家にあるのに、よっぽど好きなんだねと思って手に持たせていました。たぶんすぐ飽きるから棚に戻せばいいや〜という軽い気持ちで。
さて会計して帰ろうと、彼の手からジョウロを取り上げると、みるみる泣き顔に。だっこして場所を変えれば機嫌が直るかと思いきや、「ゾーターーーーン!」と泣きながら叫ぶので周りのお客さんも何事かと見るよね。
何度も売り場から離れたのですが、しつこく取りに行こうとするので、根負けして買ってしまいました。その後の買い物もぞうさんを手にしてご満悦。ゾ–タン、カッター!と繰り返してニコニコしておりました。ヨカッタネ……
初めてのごね得?
泣いたら買ってもらえるという「ごね得」を学習させてしまったかな?と反省しつつ、そういった場面で、「欲しいね、でも買わないよ」と、毅然とした態度をとるのは頭ではわかっていてもなかなか難しそうです。
今回初めての経験だったのだけど、しお太郎が泣き叫んだ時の周りの雰囲気がなかなか痛かったです。「100円だし買ってやれば?」って心の声が聞こえた気がします。それってたぶん私の心の声ですよね。
成長が読み切れなかった!
手にとってもすぐ飽きるだろうという目論見が甘かったことと、100円だからいいやーと買ってしまったのが誤算というか失敗だったなと思います。
まだ「購買」について理解してないだろうと思っていたし、しつけやルールが通用する年齢でもないよねと油断していました。はーー、成長を感じる。
家に帰っても昼寝の時も離さないほど気に入ってるみたいなので、今回はよっぽど欲しかったんだなーと。それが主張できてよかったね、ということにしておきます。
次に同じ状況になった時の対応が試されるなーと今から覚悟しておかないと。